2008年05月31日

曲線と直線

みなさんはステンドグラスのデザインをする時に悩んだりしませんか?

ランプのような立体作品とパネルのような平面では、また悩むところが違うと思います。

私の場合は、まず曲線を使うかそれとも直線を多く使った幾何学的なデザインにするか悩みます。

曲線は優雅でやわらかく女性的でこの世の自然を感じます。

一方、直線はシャープで力強く男性的でモダンな感じです。

私はステンドグラスを作り始めた頃は立体作品もパネルもすべて直線的なデザインばかりでしたが、最近はすこし曲線を使ったデザインをするようになりました。

曲線を使ったデザインはうまくいくと、とてもいい感じになりますが、ヘタをするととんでもなく「やぼったい」ものになります。
ようするに絵心がないと難しいということでしょうか?

私の場合、絵心がないので直線的になってしまうのかな?などと思ってしまいます。



しかし、ことパネルに関しては直線的なデザインのほうが良いことが多いと思います。

パネルは窓に入れるものですが、その窓ガラスから見る景色が海や山、木々や動植物などのような人工の手が加えられていない自然のもの(これらはすべて輪郭が曲線です)だった場合、パネルのデザインが曲線的だと外の景色の曲線とまざって、お互いのラインの美しさが失われてしまいます。

このような時、パネルのデザインが直線的だと外の景色の曲線とパネルの直線のラインがうまく重なり合って、すっきりとしてイイ感じになります。


やっぱり世の中も女性と男性がいてうまくいくようなもんでしょうか?
   ↑
全然かんけーねー!


まあこれは私の感じ方なので一概には言えませんが皆さんはどう思われますか?



最後にフランク・ロイド・ライト先生の言葉です。

「私にとって、窓ガラスに見られる、今流行中のリアリズムの形態ほど不愉快なものはない。それでは窓の外の景色とごちゃまぜになってしまう。窓のパターンはあくまでもしっかり〔定っまた〕ものであるべきだ。」1928年


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posted by S.H at 23:58 | Comment(1) | TrackBack(0) | ステンドグラス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

パネル技法書

今日はパネルをつくるためのケイムを使った技法について参考となる本を紹介します。

ケイム技法について解説された日本の書籍はほとんどないと思います。
過去に「ステンドドグラスのパネル技法ースティーブ・メロー著」があり、私も大変参考にさせてもらいました。
ケイムを使ってパネルを作ったことのない人にとっては非常に役に立つ内容だと思います。

ただ、古い本なので(1980年発行)、白黒の写真が多く参考作品のデザインなども洗練されていないため制作意欲が減退しそう(こんなこと書いてスティーブ・メロー様 すみません)
また、すこし上達してくるとやや物足りなくなってきます。


次に「伝統に学ぶステンドグラス(1)」志田 政人 (著), 草間 幸子 (著)

この本はすごくいいです。

前述の「ステンドグラスのパネル技法」を深く掘り下げた内容で写真もきれいだし(当然カラー)、読み応え十分!
ガラスに絵付けをする技法なんかの解説もあり、絵付けをするつもりのない私でもおもしろかったです。
ややマニアックな部分もありますが、読んでいて楽しいです。

ケイム技法に興味のある方は買っても損はないと思います。


最近、2巻も発売されたようなので、ぜひ購入したいと思っています。


伝統に学ぶステンドグラス(1)


伝統に学ぶステンドグラス(2)



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posted by S.H at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ステンドグラス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

縦長のペンダントランプ

ひさしぶりに更新します。

まっち.jpg

生徒さんの作品です。

かなり縦長のランプですが、私ではとても思いつかないようなデザインですごくいいですね。
下の葉っぱのような部分のガラスとガラスの間に隙間があるところが
グッときます。
葉っぱのガラスもアンティークですごくきれいです。


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