おもわず「石!」と答えてしまった。
普段なにげなく使っているガラスが何でできているかよく知らないことがわかりました。
これではいけないと思い、いろいろ調べてみると、
ガラスの原料は「珪砂」(けいしゃ)と、その他モロモロのものです。
珪砂は、もともとはマグマが固まって出来た岩石の花崗岩が風化して細かくなり砂になったもの。
珪砂はそれだけでは1700度以上にならないと融けません。
そこで、ソーダ灰というもの一緒に混ぜて融ける温度を下げ、珪砂を融かしているのです。
さらにガラスを作るには、石灰も必要とされます。
実は、ガラスを長年使っていると、徐々に空気中の成分と反応して融けてしまうのです。それを石灰は防いでくれます。
この、
●珪砂
●ソーダ灰
●石灰
が、窓ガラスやビンなどに使われるガラスの主原料なのです。
↑
これは私たちが使っているステンドグラス用のガラスとは
違いますね。
一般のガラスの原料には上の3つの原料が主に使われるのですが、
さらに要求される特性に応じて、様々な原料が入れられます。
↑
これにステンド用のガラスが含まれる。
結局、ガラスは中に含まれる原料によって大きく3つに大別されるみたいです。
●ソーダ石灰ガラス
原料 珪砂・ソーダ灰・石灰石
食器や瓶、板ガラスなどの普通のガラス 透明度低い・熱に強い・
硬くてもろい・弾くと鈍い音
●硼珪酸ガラス(ほうけいさんガラス)
原料 珪砂・硼酸・ソーダ灰
理化学用品(フレスコ・試験管など)・
光学用ガラス・真空管用品など 透明度低い・硬くてもろい・
耐熱性がある
●鉛ガラス(クリスタルガラス)
原料 珪砂・炭酸カリウム・酸化鉛
光学用ガラス(レンズ)・装飾用ガラス
(工芸品など) 透明度高い・重量感がある・弾くと金属音
ステンドグラス用のガラスは鉛ガラス?だと思います。
ガラスの着色はガラス原料に金属酸化物を溶解させ、さまざまな色合いを発色させます。
簡単な例をあげますと
赤色は金
青色はコバルト
黄色は鉄
紫色はマンガン
といった酸化物を添加する事により色は多彩に変化します。
やっぱり赤系のガラスは高いはずですね。
以上、いろいろ書いてきましたが、眠たくなってきたのでもう寝ます。
では、おやすみなさい。
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