前回の続き
2〜3日後、連絡もなしに、いきなりY氏再来(襲来?)。
どうもこのY氏は、その行動、言動において意表を突くことが得意なようである。
私
「どうも…」
Y氏
「ほら、周りの金属部分ができたぞ、真鍮だ」
私
「どれどれ… 真鍮で溶接してる、すごい!」
Y氏
「そりゃそうだ、オレに不可能はない!!」
私
「…(不可能がなかったら、いまごろ大成功してるんじゃないの?
しかし、このハッタリをもって営業にいけば、ひょっとして成功するかも?)」
Y氏
「これで仕上げてくれ、今すぐ!」
私
「えっ、今すぐ? …今からここでステンド教室やるんですが。もうすぐ生徒さんが来るのでちょっと…」
Y氏
「すぐできるだろう、こんなもの!」
どうもY氏はステンドグラスをなめているようである。私
「すぐって言われても…」
Y氏は言うことを聞きいれてくれそうになかったので、私はしぶしぶ
作り始めた。
作っている間に生徒さんがやって来たが、その場の雰囲気はY氏主導で流れていった。
生徒さん、ろくに指導もできなくてゴメンナサイ!Y氏に作っているところを見られ、プレッシャーに耐えながらなんとか完成!
↓
な、何なんだ〜 この『にこにこ交通公園』てのは(@Д@;私
「こ、この『にこにこ』ってのはちょっとイケてないんでは…」
Y氏
「ふん、チミたち凡人には、この発想のすばらしさが理解できないだろうな」
私
「はあ、そんなもんすか」
Y氏
「これはイイ、すごくイイ、なんたってデザインがすごくイイ、
オレの」
その後何度もこの自画自賛を聞かされることに。Y氏
「ウヒヒ、これでオレも億万長者だ」
私
「あの、それって捕らぬ狸の皮なんとかっていいませんか?」
Y氏
「チミチミ、未来の大金持ちに対してその発言は失礼じゃないかね?」
私
「失礼しました!
私も大金持ちにしてください!!」Y氏
「キミがそう望むならイイよ。オレに不可能はない!!」
私
「ハハーッ m(_ _)m」
ということで、Y氏と私は一致協力し、未来の億万長者をめざすことになりました。
おしましい。
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