2019年 出展予定クラフトフェア


2008年06月19日

ミラーカッター台

だいぶ万華鏡作りにも慣れてきたところですが、自分の作った万華鏡をまじまじと覗いてみると、映像がきれいな多角形になっていない。

本体内にミラーを三角形に組んでいますが、その三角形が正確にできていないようです。
三角形の先端の角度は360°を割り切れる数になっていなくてはいけません。

Image2.jpg

上の図では先端の角度が36°なので10角形の映像になりますが、正確に36°になってないと、例えば35°や37°のように1°でもくるっていればきれいな10角形にはなりません。


ここで質問です!

AB=AC=11ミリ で 先端の角度が36°の場合、BCは何ミリでしょう?

みなさん、忘れたでしょう?   三角比ですね。

私もまったく忘れていたので、娘から数学Tの教科書を借りて復習しました。


で、sinθを使って 答えは6.798ミリになりました。
             ↑
間違ってないと思うけど、あんまり自信ない。

私はここをけっこう 大雑把にしていたんですネ〜。


これからも使うだろうからこんな表も作っちゃいました。
         ↓
sankakuhi.JPG


しかし、しかし、どうやって6.798ミリ幅でミラーをカットすればいいんでしょうか??

私は正確にガラスをカットすることには、ちょいと自信があります。
けど、いくらなんでも6.798ミリにはカットできません。

これは正確無比なガラスカットの技術がいりそうなので、何かいい道具がないものかとネットで検索してみました。



意外にあるものですね。
   ↓

万華鏡:若林 寛:本格的ミラーカッター台

けっこう正確にミラーをカットできそう!!
が、値段が高すぎる…。
税込で 47,250 円もするみたい。


でも、これでも6.798ミリにはカットできないだろうな〜。

しかし欲しい!!

また悩みごとが増えてしまった。


万華鏡作家はどうやってミラーをカットしているんだろう?



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posted by S.H at 01:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 万華鏡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
万華鏡作っております。
ミラーは薄板用のカッターで手切り(?)してます。
ミラー切断のの精度は0.25mmくらいまで狙います。
一応0.1mm単位のノギスを使ってますが
ちょっとした手ブレや
割る時に断面が必ずしも垂直にいかないことから、
私の場合はその辺が限度。
あとは組む時の手加減で分割がきれいに合うように
覗いて確認しながら組みます。
組み方次第でゆがんでしまうし、逆に多少の誤差を吸収できると思います。
そして、不出来なものはボツ。
なかなか満足のいくミラー組みは難しいのですが、
少しでも参考になればと書き込んでみました。
Posted by ななしのごんべ at 2008年07月03日 22:53
ななしのごんべ様。
貴重なコメントをありがとうございます。
たいへん参考になりました。
万華鏡制作において具の選定はもちろん重要ですが、ミラーカットもまた非常に重要だと痛感しております。
また、なにかの時にご教授いただけたらうれしく思います。
ありがとうございました。
Posted by 半田 盛男 at 2008年07月04日 09:57
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