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会場のようす
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国内外の有名作家の万華鏡が200〜300点ほど展示していましたが、正直言って、あまり グッ! とくるのはみあたりません。
たしかに中の映像は美しいものもありますが、外観が私の好みのものは少ないですね。
その中でひときわ輝いている万華鏡がありました。
ツーミラーの帝王、カラディモスの作品でした。

2008年新作のミニカレイドスコープで, 丸みを帯びた「ドロップレット」という作品です。
サイズ 10.5cm×7cm
チャールズ・カラディモスはアメリカで万華鏡のパイオニアとして活躍、「巨匠」の域に達しています。
洗練された美しい外部デザインと共に、内部の精微きわまる映像で高い評価を得ています。
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Charles Karadimos
オイル全盛の昨今にカラディモスが一途にドライタイプを作り続けているのは自らの技法に自信をもつから??
ドライセルにこだわる理由は、
「映像をコントロールしたいからです。オイルセルならセルの回転を止めても映像はさらに変化して動き、コントロールできませんからね。」
そしてオブジェクトの動いてぶつかり合う音が好きだから・・というのも理由のひとつ。
「自分の回す速度によって、映像を大きく動かすことも、少し動かすことも調節できるのが良いですね。」
本当に自分を喜ばす作品しか創らない彼のスタイルがよくわかる言葉です。
しかし、ドライセルにこだわる本当の理由は、いつまでも同じ美しい映像のままである万華鏡を作りたいのでは?と私は思います。
オイルセルはいつかオイルが漏れだすかもしれないし、そうなればもう綺麗な映像は見れません。
セルの中身(具)はすべてガラスのようですが、ガラスだといつまでも色落ちがしないし、形も崩れません。
何十年、何百年経っても変わらない映像を提供していきたいという、万華鏡に対する信念を感じさせられるのは私だけでしょうか。
ハッと気が付くと私の嫁さんはカラディモスの万華鏡をしっかりと握って離そうとしませんでした。
こうなればもう買うしかありません。
私はついにカラディモスの万華鏡をGETしました(涙
CSK 2008 とサイン入りです。

気になる映像は
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私より嫁さんの方が気に入ってます。
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かなり充実の大阪と岡山の旅行ですね。
万華鏡・・・・先生から聞けば聞くほどに
奥深い。
巨匠の作った万華鏡を見てください。