2019年 出展予定クラフトフェア


2008年09月03日

最高峰の万華鏡 GET!

大阪から帰って、1日仕事して、すぐ次の日に岡山へ「魅惑の万華鏡展」を見に行ってきました。
  ↓
魅惑の万華鏡展.JPG


会場のようす
  ↓
万華鏡展.jpg


国内外の有名作家の万華鏡が200〜300点ほど展示していましたが、正直言って、あまり グッ! とくるのはみあたりません。

たしかに中の映像は美しいものもありますが、外観が私の好みのものは少ないですね。


その中でひときわ輝いている万華鏡がありました。

ツーミラーの帝王、カラディモスの作品でした。

カラディモス1.jpg
2008年新作のミニカレイドスコープで, 丸みを帯びた「ドロップレット」という作品です。
サイズ 10.5cm×7cm


チャールズ・カラディモスはアメリカで万華鏡のパイオニアとして活躍、「巨匠」の域に達しています。
洗練された美しい外部デザインと共に、内部の精微きわまる映像で高い評価を得ています。
  ↓
Karadimos.jpg
Charles Karadimos


オイル全盛の昨今にカラディモスが一途にドライタイプを作り続けているのは自らの技法に自信をもつから??

ドライセルにこだわる理由は、
「映像をコントロールしたいからです。オイルセルならセルの回転を止めても映像はさらに変化して動き、コントロールできませんからね。」

そしてオブジェクトの動いてぶつかり合う音が好きだから・・というのも理由のひとつ。
「自分の回す速度によって、映像を大きく動かすことも、少し動かすことも調節できるのが良いですね。」

本当に自分を喜ばす作品しか創らない彼のスタイルがよくわかる言葉です。


しかし、ドライセルにこだわる本当の理由は、いつまでも同じ美しい映像のままである万華鏡を作りたいのでは?と私は思います。

オイルセルはいつかオイルが漏れだすかもしれないし、そうなればもう綺麗な映像は見れません。
セルの中身(具)はすべてガラスのようですが、ガラスだといつまでも色落ちがしないし、形も崩れません。

何十年、何百年経っても変わらない映像を提供していきたいという、万華鏡に対する信念を感じさせられるのは私だけでしょうか。



ハッと気が付くと私の嫁さんはカラディモスの万華鏡をしっかりと握って離そうとしませんでした。

こうなればもう買うしかありません。

私はついにカラディモスの万華鏡をGETしました(涙


CSK 2008 とサイン入りです。
2カラディモス.jpg



気になる映像は
  ↓
CK1.jpg CK2.jpg CK3.jpg



私より嫁さんの方が気に入ってます。



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posted by S.H at 12:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 万華鏡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお!今度ぜひ見せて下さい!

かなり充実の大阪と岡山の旅行ですね。

万華鏡・・・・先生から聞けば聞くほどに

奥深い。
Posted by もりたけ at 2008年09月04日 14:39
今度の教室に持って行きます。
巨匠の作った万華鏡を見てください。
Posted by 半田 盛男 at 2008年09月04日 17:58
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